昔自殺した人のニュースを見たとき。
「死ぬ勇気があれば何でも出来るのに」
と真剣に思った。死ぬくらいなら、何でも出来るだろうと。
ただようやく分かった。
もう何も出来ないということを。生きる気力が無いのだ。もはや視点が違うのである。自分もこの無職の状況になってなければ、その意味を理解する事はできなかったと思う。経験に勝るものはないというが本当にそうだ。
何かに絶望した時、いくらお金があっても、幸せでも、自分の中で絶望し気力がなくなり行き詰ると自殺をすることがあるのだ。自分は考えただけで実行はしなかったが、無職になりその後放浪生活をしていくうちにそう理解することが出来た。
ただだからこそ言いたい。
生きる意味が見いだせなくても、生きるのが辛くても、それは一時のものである。
世の中は移り変わるもの。耐えていれば必ず変化が起きる。これはもう真理である。よく聞く話であるが今から100年後は今生きている人の殆どが死んでいる。つまり確実に移り変わっていくのだ。
だから今苦しくても耐えることが重要だ!マダオ生活に於いてこの事に気付けた(経験できた)事は大きい。
40代でのこの無職生活も死ぬほど辛かった。ただどんな思いでも時がたてば、唯一無二の貴重な経験になるのだ。
続く
管理人MEMO
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